何者でも無い
鬱かれ様です。
うつ病と闘うサラリーマン、現代人Tです。
昔から思う事…
自分は今まで生きて来て、何者かになったのか。
必死に生きて努力して何か爪痕を残したのか。
自信を持ってYESと言えません。
むしろNOと断言出来てしまう。
他人と比べても仕方が無いのだろうが、地元の同級生など、私の身近には明確に他者も認める何者かになった人が多数います。
・とある有名アーティストを擁する芸能事務所の社長になった者。
・世界的に有名なスポーツ選手になった者。
・資産億越えの投資家になった者。
・TVにも出る様なHIPHOPアーティストになった者。
・某有名大企業の社長候補にまで上り詰めた者。
・中小企業とは言え独立して一社長として最前線で立ち続ける者達。
・早期リタイヤを目指して真面目に計画的な資産形成に取り組む者達。
・過去に罪を犯し、懲役を受けたが更生し事業を立ち上げて今も走り続けている者。
もはや住む世界が違う次元にまで行ってしまった人達です。
今では彼らに連絡を取ることすら気が引けてしまいます。
いや…正確に言うと…
自分が惨めに感じるからでしょう。
現実を突きつけられる事を恐れて、現実から逃げているだけです。
結局、未だに私は自分本位でしか物事を見ることしか出来ないという事です。
子供の頃に遊んだり、共に学生時代を謳歌したり、新入社員として互いに切磋琢磨したり、同じ時を過ごした中で、その共に歩んだ過程の中で…
いつ差が付いたのか、いかに自分が甘えていたのか、人生の中の課題に立ち向かわず目を逸らしていたのか。
そんな現実を受け止める覚悟もない自分。
本当に自分がちっぽけなんだと嫌になります。
別に彼らの様に有名になりたいとかではなく、金持ちになりたいとかではなく…
生きて行く姿勢、物事に対する視点、取り組み方が彼らと違うのだと…
真っ直ぐに生きて来れなかった事に後悔を覚えます。
自分を客観的に振り返ってみると…
私の場合は新たな節目や新たな集団で最初は標準より上に評価されます。学校でも真面目な優等生っぽい(重ね重ね「っぽい」)扱いをされます。クラスでも、部活でも、バイトでも、職場でも、スタートは良い位置を充てがって貰っていました。
ただ…私は薄っぺらかった。
最初の良い位置に奢って深掘りをしない。
勉強もスポーツも仕事も何でも、最初だけ卒なくこなして上っ面だけをなぞる様に物事を片付けてしまう。
直ぐにメッキが剥がれるメッキ野郎。それを自分でどうにかしようと向き合って来なかった。
そして…それに気づいたのに、今まで逃げ続けてきたから故に向き合う方法がわからない私がいます。
歯食いしばって、泥水啜って何が何でも生きろっ!って簡単に言うけど、実際にどうしたらいいのかわからない。
自分では必死に生きてるつもりだけど、それは世間的にはあくまで「つもり」。必死じゃなかったんです。
生きてる価値を未だに見出せずにいます。
子供の頃から感じている生き辛さは、薄っぺらい自分による、自業自得の産物だったのだと…。
あと足りなかった物は、感謝の心。
最初は良い評価が出ているのに、それに対する感謝が無く、それに奢っていた…。
本当に息苦しい。生き苦しい。
今回は完全なるダークサイドを公開しました。
胸焼けして反吐が出る内容に、最後までお付き合い頂きありがとうございます。
では、今回も…
鬱かれ様でした。