鬱かれ様です。
うつ病と闘うサラリーマン、現代人Tです。
前回、自己肯定感なるものを調べる中で、過去の嫌な記憶を思い出した現代人T。
生まれてこの方、自分にはトラウマなんて縁が無いと思っていましたが…あったみたいです。
「厳しい親の下、いつも怒られ、いつも友人と比較されて育ってきた…。」
これが私のトラウマです。
特に「友人と比較されて」って所です。
今回はこのトラウマを紐解く為に、私の過去に触れていきます。
もしかしたら愚痴っぽくなったり。マイナス発言連発だったり。不幸自慢に感じたり。「なんだ大した悩みじゃねーな」と嫌悪感を感じる方もいるかもしれません。予めご了承下さい。
↑↑の様に感じるだろうなって方はここで読むのを止めて頂いても結構です。
〜「いつも怒られ、いつも友人と比較されて育ってきた」〜
「いつも怒られて」ってポイントは昔から自覚がありました。いつも馬鹿やってましたから。
それに…皆さん、同じように思っていませんか?昭和な子供世代はそんなもんかと(笑)
…あれ?違うかな?
まぁ、私はそんなもんだと思ってました。
ですが…
「いつも優秀な友人と比較されて」ってポイントは先日、このワードを読んだ瞬間、溢れ出す様に記憶が甦りました。
なんか記憶喪失みたいですが、そうじゃありません。
私が子供の頃、親に怒られる時に言われていた事…
「〇〇君は…」「〇〇君みたいに」
これが必ずついていた様に思います。
必ずは大袈裟かもしれませんが、でも…そんな印象でした。
「〇〇君は、毎日〇時間勉強してるのに…」
「〇〇君は、TVゲームは1日〇時間まで」
「〇〇君みたいに〇〇しなさい!」
パッと出すと、こんな感じです。
まぁ、何かにつけて、〇〇君と比較されてました。何か欲しいと言っても「〇〇君は持って無いでしょ」という調子でした。
ちなみに…逆に「〇〇君も持ってるからコレが欲しい!」と言った時には「ウチにはいらない!ウチはウチ!〇〇君は関係ないでしょ!」
…大人の力怖いです(笑)
〇〇君は2人いて…
生活指導系はS君が多かった様に思います。
勉強成績系は幼馴染のA君でした。
「そんなに〇〇君が良いなら、〇〇君のお母さんになればいいじゃないか、俺は〇〇君じゃない!」と必死になって反論したりしましたが、もちろん先程同様、大人の力にねじ伏せられていました(笑)
また私が高校を卒業するまで、自分の部屋もなく兄妹同じ部屋で勉強、生活をしていました。
同性ならまだしも…。
…これには事情があり、俗に言う嫁姑問題の影響でした。つまり親の都合でこの環境しか無かったのです。
親の義務ではないけれど、子供に他の子と同じ様な結果を求めるのであれば…。
そんな〇〇君達とは違い、環境は整備されないまま〇〇君達と同じ結果を出せと言われる。
今思えば理不尽ですよね。
そして私の場合、これが高校・大学の進路にまで影響しました。
現代人Tは一般科目の学力で行くと、クラスの中の中位。いわゆるフツーでした。どちらかと言うと文系の方が得意でしたね。
ですが図工、美術、音楽などの芸術系の成績は良かったんです。なのでそっち方面に進みたかった…。
「美術の学校行きたい」
「その為の予備校に行きたい」
「美大は無理でも専門学校でもいいから」
インターネットもまだそんなに普及していない時代でした。電話で学校や予備校の資料請求をして、自分の意思を伝えた事を覚えています。
高校2年、ここでもまさかの〇〇君が登場。
前置きとして、〇〇君達とは各々別の高校に進学、親同士が連絡を取り合う仲でした。
「〇〇君は〇〇大学を目指すのに…。」
「〇〇君は〇〇学部なのに、あなたは…美術なんて。」
今、自分が親の立場になって思います。
自分の様な思いを我が子にさせてはいけない。
得意な事、好きな事をやらせてあげたい。
優れたポイントを伸ばしてあげたい。
私は得意な事を認めて貰えなかったから。
あぁ、ヤバい…思い出してきて泣きそうです(笑)
感情表現が乏しい今、この感覚は大事(笑)
結局、私の方は先述の嫁姑問題がまた絡んで来て普通の予備校すら行かせて貰えませんでしたけどね。
なのに私が一浪した場合、妹の高校受験と被るからストレートで合格せよ!との指令でした。
もう学部とか専攻とか関係なく、確実に受かりそうな大学、学部探すしか無いですよ(笑)
何故、反論しなかったのか…今思えば幼い頃のからの押さえつけで反論しても無駄だと思っていたと思います。実際、中学生くらいまでは何度も反発して口論になり、いつも両親VS現代人Tという不利な布陣で、いつも負けてました。
反対を押し切って行動に移すことも考えましたが、家庭内経済的制裁がくだり、実行に移せなかったです。その代替えとして何とか許しを得て、合格した大学の学費は出して貰えました。
それと流石に、就職活動には口出しして来なかったです。運良く4年生の4月の時点で内定が取れていたので、そのせいもあったかもしれません。
ですが…情けない事に、この頃には完全に人の顔色を伺いながら出ないと行動出来ない私が完成していました。
幼い頃にひとつ上の従姉妹に言われた言葉があります。「どうしてT君はそんなにお母さんに気を使っているの?」
確か小学校の低学年の頃です。
…この頃から斜に構えた子供に仕上がっていたんですね。
まさに自尊心を無くす英才教育(笑)
『〇〇君との比較。
…これが私のトラウマです。』
「ここが私のアナザースカイ」みたいに言ってみた(笑)
お前が気にしすぎなんじゃねーの?と軽くあしらいたいですが、私の尺度では、結構な深い根を這っているように感じます。
私が子供の頃から生き辛さを感じていた事の一端がこのトラウマなのではないでしょうか?
皆さんは克服したいトラウマ、克服出来ないトラウマありますか?
このトラウマを克服する為には…
また新たな課題が出来ました。
まだまだ自問自答は続きそうです。
今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
それでは、鬱かれ様でした。